ランニングコストとは?
店舗運営には何かとお金がかかります。開業のための店舗改装費だけでなく、食材などの仕入れに必要な初期費用です。さらに考えなくてはならないのが、家賃や人件費などお店を維持していく「ランニングコスト」です。
月々のランニングコストが、いくらかかるのか。曖昧のままであれば、月の売上の予測や目標が決まりません。さらに、この数字を把握していないと「毎日繁盛しているのに、いつの間にか赤字になっている」事にもなりかねません。では、ランニングコストとは、どんな内容なのでしょうか。
大きく負担になる人件費をはじめ、電気・ガス・水道などの光熱費、固定費でもある家賃などです。さらに以下の経費もランニングコストに含まれます。
・酒、食材などの仕入れ代
・厨房機器の保守契約費
・人材募集のための求人広告費
・雑誌に広告を掲載するための広告宣伝費
・トイレットペーパー等の消耗品 等
つまり、飲食店を運営していく中で、必要な支出費用がランニングコストということです。飲食店を運営していくには、ランニングコストをふまえた売上予測をしっかり組むこと。赤字にならないためには、どれだけ売上が必要という「損益分岐点」を定める事が必須です。